石災法改正に伴い、既設消火設備の見直しが急務です。弊社は、図面情報に基づき計算条件を精査した上で、図面更新から、特性の異なるポンプ並列運転時の負荷集中や締切運転リスク、経年劣化による圧損増加まで、専用の水力計算ソフトを用いて精密に検証します。
また、法規制に基づく配管破断時の給水機能維持を、ブロックバルブの最適化や耐圧対策を含めた、総合的な見直し検討を提案します。
設置から40年が経過した消火用屋外給水施設については、以下のように新たな点検が義務付けられます。
改正告示本文は以下のリンク先をご参照ください。
図面の未整理・未更新
建設から長時間が経過しており、増設に伴う配管延長時に、その都度、図面の更新がされていない。
消火用水主管網の全体配置図の作成または更新
各エリアの増設時の配管図などの情報に基づき、消火用水主管網の全体配置図として取りまとめます。
消火ポンプの増設
増設により各所にポンプが点在しており、揚程や形式(竪型・横型)の異なるポンプが同時起動することで、特定ポンプへの負荷集中(オーバーラン)や、低揚程側での締切運転が発生するリスクが考えられる。
消火ポンプ並行運転時の問題点の有無の確認
水力計算により、各ポンプの負荷率を求めた上で、揚程の不一致によるオーバーランや締切運転などの問題を回避するための最適な対策案を策定します。
消火用水主管網の経年劣化
建設から長時間が経過しており、既設配管の腐食や詰まりなどの問題が生じている。
圧力損失計算と対策
NFPAの統計に基づく経年変化を、ハーゼン・ウィリアム式のC値として水力計算に反映し、圧損増大が問題となる配管区間を特定した上で、最適な対策案を立案します。